建て方の現場に伺いました

建て方の現場に伺いました

とちぎ八溝杉を製材・販売する益子林業です。

宇都宮市にある(有)伴工務店様の新築住宅の建て方に伺いました。

この日は、宇都宮市の最高気温が37℃の酷暑でしたので、夕方に伺うと、顔を真っ赤に日焼けした大工さんたちが帰り支度をしているところで、相当お疲れとは思いますが笑顔で温かく迎えれくれました。

今回は、2階床から4mの柱勝ちでロフトがあり、ロフトの床をJパネルで仕上げるため、ロフト床梁が2階から現しになる納まりでした。

数週間前に、杉KD特等4000×105×105の柱を6本揃えるのに時間を費やした事を思い出しました。

まだエアパッキンで養生されているため柱を確認すること出来ませんでしたが、こうして現場を見学すると、今回も妥協せずに化粧材をピッキングしたことに達成感を覚えます。

伴さんは、以前から許容応力度計算をして耐震等級3を標準化されているため、一部エンジニアードウッドや針葉樹合板を使用しますが、その他は羽柄材に至るまで全てとちぎ八溝(やみぞ)材で構成されています。さらに、今回は床も縁なし畳と、八溝杉UNDER8の浮造り仕上げ15㎜を使用されます。

この現場の棟梁は、伴さん生え抜きの大工さんで見習いの時から見てきましたが、とても誠実で根気強く、いつも笑顔を絶やさない正にこれからの(有)伴工務店様を背負って立つに相応しい青年です。

現在も若い見習いの大工さんをしっかりと育成中で、さらに伴社長ご本人も優良工務店が集まる会合に積極的に参加されご自分を磨いていらっしゃいます。本当に伴社長には頭が下がります。

いいことを書き過ぎると嘘っぽく聞こえそうですが、伴さんの実力を認め、過去に堀部安嗣さん丸山弾さん水野純也さんからも依頼を受けておられます。


実はまた、某有名建築家からの事案を打ち合わせ中なんです。

私達取り巻きもこのような遣り甲斐あるお仕事をご依頼頂けることに、感謝と緊張感をもって伴さんを盛り上げていかなければならないと思います。

そしてそれは、伴さんに限らず全てのクライアントに対してそうあるべきだと切に思う今日この頃です。

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